玄関が片付く家は何が違う?家族4人でも散らかりにくい玄関収納の考え方

家に帰ってきたとき、最初に目に入るのが玄関です。

家族が多くなるほど、

「靴が出しっぱなしになっている」
「子どものランドセルやバッグが置きっぱなし」
「傘や外遊びの道具が玄関に集まる」
「来客があると慌てて片付ける」

といった悩みも出てきます。

特に子育て中のご家庭では、靴だけでなく、子どもの荷物やベビーカー、外遊び用品など、玄関に置きたい物が増えていきます。

では、家族が多くても片付いた玄関にするには、どのような収納を考えればよいのでしょうか?

ポイントは、「玄関に収納をたくさんつくる」ことではありません。

「何を玄関に置くのか」
「誰が使うのか」
「家の中に入るまでにどこへ置くのか」

まで考えておくことが大切です。

今回は、家族4人で暮らす場合をイメージしながら、玄関収納の考え方をご紹介します。

玄関に置く物を一度リストアップしてみよう

まずは、現在の玄関に何が置かれているかを考えてみましょう。

例えば、

  • 靴
  • 傘
  • 長靴
  • ベビーカー
  • 子どもの外遊び用品
  • ボール
  • 自転車用品
  • レインコート
  • 帽子
  • 上着
  • バッグ
  • ランドセル
  • 防災用品
  • 掃除用品

など。

「玄関収納=靴をしまう場所」

と考えてしまいがちですが、実際には靴以外にも玄関に置きたい物はたくさんあります。

そのため、収納計画をするときは、

「靴箱は何足分必要?」

だけではなく、

「玄関に何を置きたい?」

から考えてみることがポイントです。

1.家族全員の靴を収納できる?

まず考えたいのが、靴の収納です。

大人2人だけなら、それほど多く感じなくても、子どもが成長すると靴の種類やサイズが増えていきます。

例えば、

  • 普段履き
  • スニーカー
  • 長靴
  • サンダル
  • スポーツシューズ
  • 冠婚葬祭用の靴

など。

子どもの成長とともに靴のサイズも変わるため、将来的なことも考えておくと安心です。

また、家族によって靴の使用頻度も違います。

毎日使う靴は取り出しやすい場所に。

使用頻度の低い靴は上段などに。

このように、使い方に合わせて収納することも大切です。

2.「隠す収納」と「すぐ使える収納」を分ける

玄関をすっきり見せたい場合、すべての物を扉の中に収納したくなるかもしれません。

もちろんそれもひとつの方法です。

一方で、毎日使う物まで毎回扉を開けて収納するのは、少し面倒に感じることがあります。

例えば、

  • 毎日履く靴
  • 子どもの外遊び用品
  • 傘
  • 家族のバッグ

など。

こうした物は、すぐに取り出せる場所をつくることで使いやすくなる場合があります。

反対に、

  • 季節外れの靴
  • 冠婚葬祭用の靴
  • 使用頻度の低い用品

などは、見えない場所に収納すると玄関をすっきり保ちやすくなります。

「何でも隠す」ではなく、「使用頻度で収納場所を分ける」

ことがポイントです。

3.子どもの荷物の「定位置」をつくる

子育て世帯の場合、玄関が散らかる大きな原因のひとつが子どもの荷物です。

学校から帰ってきた子どもが、

玄関にランドセルを置く
↓
上着を脱ぐ
↓
水筒を置く
↓
そのままリビングへ

という流れになってしまうこともあります。

そこで、玄関からリビングまでの動線上に、

「子どもの荷物を置く場所」

をつくるという方法があります。

ランドセルやバッグ、帽子、上着などをまとめて置けるようにしておくと、片付ける場所が分かりやすくなります。

もちろん、子どもの成長によって使い方は変わります。

だからこそ、

「今の子ども」だけではなく、「数年後の子ども」もイメージしておく

ことが大切です。

4.ベビーカーや外遊び用品も忘れない

小さなお子さんがいるご家庭では、ベビーカーをどこに置くかも重要です。

玄関に置ける場所がなければ、毎回たたんで別の場所へ移動させることになり、負担に感じることもあります。

また、子どもが成長すると、

  • ボール
  • キックボード
  • 外遊び用のおもちゃ
  • スポーツ用品

なども増えていきます。

こうした物は室内に持ち込みたくない一方、屋外に置きっぱなしにするのも気になるもの。

玄関まわりに少し余裕を持たせておくと、こうした用品の収納場所として活用できます。

5.「帰宅してから家の中に入るまで」の動線を考える

玄関収納を考えるときは、収納そのものだけを見るのではなく、帰宅後の家族の動きを考えてみましょう。

例えば、

玄関
↓
靴を脱ぐ
↓
手洗い
↓
上着やバッグを置く
↓
リビングへ

という流れです。

この動線の途中に収納や手洗いスペースを配置すると、帰宅後の片付けをスムーズにできる場合があります。

特に子どもは、

「帰ってきたら、まずランドセルをここに置く」

という場所が決まっていると、片付ける習慣をつくりやすくなります。

6.来客用と家族用を分ける方法も

玄関をきれいに見せたい方には、

「家族が使う玄関」と「来客が通る玄関」を分ける

という考え方もあります。

例えば、玄関から収納スペースを通って家族が室内へ入る動線をつくる方法です。

家族は収納スペースを通って、

  • 靴
  • バッグ
  • 上着
  • 子どもの用品

などを片付けてから室内へ。

一方、来客はすっきりした玄関からそのままリビングなどへ。

こうすることで、生活感の出やすい物を来客から見えにくくすることができます。

ただし、家族用玄関をつくるにはスペースが必要です。

家全体の広さや他の収納とのバランスを見ながら検討しましょう。

7.「大きければいい」ではなく、使いやすさを考える

玄関収納では、

「できるだけ大きな収納をつくりたい」

と思う方も多いでしょう。

しかし、収納が大きければ必ず使いやすいとは限りません。

例えば、奥行きが深すぎると、奥に入れた物が取り出しにくくなることがあります。

また、高い位置に収納をつくっても、毎日使う物を入れるには不便かもしれません。

そのため、

何を収納するのかに合わせて、収納の高さ・奥行き・棚の位置を考える

ことが大切です。

玄関収納は「家族の暮らし方」で変わる

ここまでさまざまなポイントをご紹介しましたが、正解は家族によって異なります。

例えば、

「子どもが小さいのでベビーカーを置きたい」

というご家庭と、

「子どもが大きく、スポーツ用品をたくさん収納したい」

というご家庭では、必要な収納が違います。

また、

「毎日自転車を使う」

「アウトドア用品が多い」

「仕事用のバッグを玄関に置きたい」

など、生活スタイルによっても変わります。

だからこそ、住宅会社の間取りをそのまま参考にするだけではなく、

「自分たちの家なら何を玄関に置く?」

と考えてみることが大切です。

実際の玄関収納を見てみよう

玄関収納は、図面だけでは広さや使いやすさをイメージしにくい部分です。

実際の住まいを見てみると、

「このくらいの収納があれば十分そう」

「家族用の動線があると便利そう」

「ベビーカーを置くならこのくらいの広さが必要なんだ」

など、具体的にイメージしやすくなります。

クレバリーホーム福山店・倉敷店でも、玄関収納を含めた間取りや家事動線についてご相談いただけます。

これから家づくりを始める方は、ぜひ玄関に置きたい物を家族で一度リストアップしてみてください。

まとめ

家族が多くても片付いた玄関にするためには、単純に収納を増やすだけではなく、

  1. 玄関に置きたい物をリストアップする
  2. 家族全員の靴の量を考える
  3. 使用頻度に合わせて収納を分ける
  4. 子どもの荷物の定位置をつくる
  5. ベビーカーや外遊び用品も考える
  6. 帰宅後の家族の動線と収納を一緒に考える
  7. 収納の大きさだけでなく使いやすさを考える

ことがポイントです。

玄関は、家族が毎日使う場所だからこそ、「片付けやすさ」と「使いやすさ」を意識して計画してみましょう。

「どこに何を置くのか」まで考えた玄関収納なら、家族みんなが自然と片付けやすい住まいにつながります。

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