備えあれば憂いなし
今年は新年から大地震や航空機事故という大災害、大惨事が続きました。被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。私個人も金沢から新潟にかけては知り合いが多数い
ますので心配しましたが皆さん無事でした。
まだ被害の全容が明らかではありません。しかし少ない情報の中で気になったのは「2000年の建築基準法改定以後に建てられた建物の倒壊は無さそうだ」というニュースの中の建築士の発言です。この改定は「阪神・淡路大震災」の結果で改定されたものです。直下型地震にも対応できるように施工基準を変更しました。基礎と建物を一体化させるホールダウン金物の設置義務化などです。熊本の地震の時も有効でした。
クレバリーホームではホールダウン金物などで耐震性能は大丈夫ですし、制震ダンパーも取り付けていただければ揺れも抑えることが可能です。
地震の揺れが大きい場合、すぐに家の外に出ることは、家具や家電が揺れて倒れるかもしれませんから難しいものがあります。少し揺れが収まったタイミングで防災かばんを担いで非難するシミュレーションを常日頃からしておくことは必要ですね。
福山市から岡山市周辺では「南海トラフ大地震」の時に震度6が予想されています。いつ起きるか分かりませんので備えだけは常にしておきたいものです。地域によって地盤の液状化が起きる可能性がある場所もあります。どこに逃げるか家族で打ち合わせだけはしておきたいですね。私は当社のモデルハウスに逃げます。耐震性は国内トップクラスですし太陽光発電に蓄電池がありますので停電になってもエアコンも使えますので真冬でも真夏でも大丈夫です。雨天が続いた場合にはPHEVで発電します。
水だけが問題ですが、備蓄してあるのを使い切ったら実家の井戸から運ぶしかないかもしれません。避難所に行くより安全で健康的だと思っています。
能登半島地震で驚いたのは海面の隆起でした。4m程度も隆起している場所もあるとニュースで見ましたが、こういう繰り返しで地形ができてきたのですね。福井県の勝山市のような山の中で恐竜の化石が発見されるというのもこういう地震が繰り返されてきた結果なんですね。人類の歴史より長い期間をかけて地球が形成されたのを実感しました。
日航機事故では乗客全員があの火災にもかかわらず避難できました。客室乗務員の準備があってこそ ですね。備えあれば憂いなし。家族をどう守るか、常に考えておきたいですね。