予算内で外壁総タイル+太陽光発電を叶えたかった
「もともと二世帯住宅を考えていましたので、3年くらい前から様々なハウスメーカーをまわり、マイホームへのイメージを膨らませていました」とお話くださったのは、広島県にお住まいのT様。
「ただ、実家の土地だと家族6人の二世帯住宅を建てるには少々手狭でしたので、近所に広い土地が売りに出るのを待っていたんです」

その後、幸運にも理想的な土地を確保できたT様ご家族は、本格的にハウスメーカー選びを始めます。
「メンテナンス性やデザイン性を考えて、外壁総タイルの家にすることは決めていました。加えて、予算内で太陽光発電システムを搭載して光熱費をゼロにできたら理想だなと思っていました。それらの要望を叶えてくれるハウスメーカーを探していたら、クレバリーホームにたどり着いたんです」

それから、クレバリーホームが手掛けたタイル貼りの実例を何件も見学しつつ、打ち合わせを重ね、図面を依頼することに。
「見学した実例は、どれも良い雰囲気の家ばかりで好印象でした。もちろん、構造や気密、断熱性といった住宅性能も納得できる品質でした。さらに、提案いただいた図面が私達の以降を十分に反映したものだった、というのも選んだ理由のひとつです」とT様が当時を振り返ります。

リビングは、ご家族が集まる団らんの中心、リビング内に階段を配置することで、「いってきます」「ただいま」と自然に会話が生まれます。

ダイニングには、開放感の演出はもちろん、1階と2階をつなぐ吹き抜けを設けています。また、キッチンから目の届く位置には、お子さまの勉強スペースも設けてあります。

ご両親の寝室と続きの間となる和室は、モダンな雰囲気を持ちながらも、床の間や広縁、銘木「シャムガキ」を使った床柱など、本格的なしつらえも備えています。

車いすでも入れる十分な広さを確保したトイレ。収納や手洗い水洗も完備しています。壁にはエコカラットのアクセントをほどこしています。

玄関ホール脇には3帖ほどの納戸も配置。使用頻度の低い様々なモノを収納できるスペースとして重宝しているそうです。
ゆとりの広さを確保した玄関ホールは、ゲスト用、家族用と動線をわけることで、メインの玄関をいつでもキレイに保ちます。正面の壁面はエコカラットをあしらっています。

世帯間のふれあいと快適性を備えたこだわりのプラン
T様邸の二世帯住宅は、玄関、LDK、水周りを共有するスタイル。階段を中心に間取りを構成した理由は、「家族のふれあいを考えて、上下階ともリビングを通って各部屋に行く動線にしたかったんです」とT様はおっしゃいます。

1階部分は、親世帯のスペースとして、二間続きの和室と洋室。団らんの中心となるLDKは「なるべく間仕切りを設けたくなかった」というT様のお言葉通り、ダイニングの吹き抜けも相まって、開放感と明るさに満ちた空間となっています。

2階は、子世帯のスペース。ホールを利用したリビングを中心に各部屋を配置。サブキッチンやシャワーブースといった水周りも設けています。

その他にも、玄関に設けた納戸や、しまうモノを想定して高さや奥行き、出し入れのしやすさを考えた、階段周り収納の数々、家じゅうの荷物を引き受ける小屋裏収納など、収納計画にもこだわっています。さらに、当初からのご要望だった太陽光発電システムは、6人家族の光熱費を賄えるよう8・84kwを搭載。

これまでの売電額の最高は4万円を超え、夏場、エアコンを一日中使用しても売電が1万5千円以上プラス。光熱費ゼロを達成しています。「家族が自然にふれあえる、快適な二世帯住宅が出来ました」と大満足のご様子です。

子世帯のプライベートリビングには、キッチンも設置しています。「1階で過ごすことが多いので、ここではお茶を入れたり簡単なことが主ですね」と奥様。
2階に浴槽を設けない代わりにシャワーユニットを採用。
「時間がない時はもちろん、夜間、1階の親世帯に気兼ねなく浴びられるので便利です」とT様。落ち着いた雰囲気が印象的なご夫婦の寝室には、ウォークインクローゼットと書斎コーナーを設けています。

家族それぞれの荷物や季節用品など、家じゅうの荷物を一手に引き受ける小屋裏収納は、ゆとりの広さを設けています。

最上部に設けたバルコニーは外部からの視線を考慮して腰壁を高くしています。夏場はお子さまたちがプールを楽しまれたそうです。

南面の屋根には8・84kWの太陽光発電システムを搭載しています。また、総タイルの外観デザインのアクセントとして、ファサードに種類の異なるタイルや格子をあしらっているのもポイント。

リビングと和室から出入りできる広々としたウッドデッキは、お子さまたちの遊び場としてはもちろん、バーベキューなどセカンドリビングとして活用しています。

末永く安心して暮らせるバリアフリーの住まいとするために、玄関ポーチにはスロープを設けています。

担当アドバイザーより

T様邸は当初から、総タイル太陽光発電住宅をベースにした二世帯住宅、 というマイホームへのイメージがしっかりと定まっていました。 お打ち合わせの中で、さらにご家族のご要望を詰めながら、自由設計の醍醐味を 活かしたマイホームが完成しました。当店にとっても、思い出深い一棟となりました。