多少の雨の濡れは大丈夫です
こんにちは!
今回の雑学は「乾燥材」(柱、梁、木材)についてお話し致します。
この時期の住宅の工事は、雨が多い為非常に大変です。
とくに棟上げ時の天気です。もっと具合的に申しますと施主の気持ち方です。
雨に木材が濡れる事に対する嫌悪感です。しかし、安心してください。結論から申します。「多少の雨の濡れは大丈夫です。」
最近の木材は乾燥材が使われる事がほとんどです。木材に含まれている水分には「自由水」と「結合水」があります。その違いは木材の細胞の中にある水分がどうかです。「自由水」は細胞の外、「結合水」は細胞の内にある水分です。
まず、「自由水」から蒸発して無くなっていきます。(自由水が無くなった木材の含水率は30%程度です。) その後更に乾燥が進むと「結合水」が蒸発していきます。しかし、その「結合水」を蒸発させるには色々と骨が折れます。(時間もしくは技術が必要となります。)
しかし、その分細胞内の「結合水」が蒸発すると再び水分が細胞の中に入るには、煮佛などをしない限り困難です。(「結合水」まで抜けた時の含水率15~20%です。)
よって雨でただちに悪影響が出る事は無いです。表面が濡れているだけです。すぐ乾きます。
最後に!安心してください。クレバリーホームが採用している乾燥材は、含水率15%以下です。更に部分的にAQ認証材も採用しており、カビ、白蟻の対策も考慮されております。