阪神淡路大震災から27年
今年は何度も寒波が来て寒いですね。雪が平野部では積もらないのでまだ助かっています。
先日は福山から岡山方面でも震度3を観測する地震がありました。夜中でびっくりしました。
地震と言えば阪神淡路大震災から27年が経ちましたね。「もうそんなに経ったのか」と思わず考えてしまいました。学生時代から10年大阪に住んでいましたので神戸には良く遊びに行きました。
ニュースで見た神戸の光景は一生忘れられません。
住宅業界ではその後2000年に建築基準法の改定があり耐震性の向上が図られ、建築途中に許可無く間取りを変更したり窓の位置を変えたり壁の位置を変えたりと言うことができなくなりました。それ以前は建築確認済証を取得したあとに好き勝手にお客様の希望で変更する建築業者もあったようです。当然手抜きをする業者もたくさんいましたがそのようなことができないような仕組みに変わっています。
住宅だけでなく関西方面の共同住宅等に至っては許可を取っているのが8階建てなのに、見に行ってみると10階建てであるとか、床面積が容積率オーバーのものがあったりします。法律に適合するように申請をして完成したものは全く違うということがまかり通っていました。これらの物件についても違法な建築物に対しては金融庁の指導により融資を銀行が出さないようになりました。
建築基準法が厳しくなったお陰か、熊本の震災では耐震等級3を取っていた住宅にはあまり被害がなかったようです。