暖かくなり過ごしやすい日が増えてきました。むしろ日中は暑いと感じることも多いです。逆に夜は肌寒い日もありますね。季節の変わり目は体調に特に気を付けて頂ければと思います。

 今回は不動産売却に関する注意点を記載します。実際の経験談ですので該当するかもです。

ご両親が所有不動産に住まれていたが、施設や子供さんの家に引っ越しすることになった場合の注意点や確認事項があります。

・売却は「将来?早め?」税金を考慮される場合「早め」の方が良い場合があります。引っ越しされて3年以内の売却であれば自宅売却の特例が利用できる場合があり税金が減税されます。

・購入時の契約書がありますか?ご両親等の判断が確かな時に必ず探されておくべきです。無い事も実務上多々ありました。無い場合で、上記の自宅売却の特例が利用できない場合、大幅な税金がかかります。状況によりますが最低でも売却利益の約20%が税金として掛かります。

・万一ご両親様が亡くなられて相続後に売却をする場合、まずは自宅ではないので自宅売却の特例は利用できないです。相続人の方が居住していれば税金がかからないケースもあります。

・相続が発生する不動産については、ご兄弟等で共有名義になる事も多いです。不動産を共有名義で売却する場合、当然2人の承諾がないと不動産を一括で売却できないです。自分の持分だけ売却はできますが買う人は中々おられないですよね。

 まだまだ事例はあります。とにかく売却のタイミングは非常に大事になります。関係される方は是非一度ご相談下さい。