皆さま、いかがお過ごしでしょうか?新緑がまぶしく、季節はすっかり春から初夏へと移ろい始めました。今年の春は休みの日が晴天だったのでお花見に出かけてまいりました。訪れたのは、桜名所百選にも選ばれている島根県雲南市の「斐伊川堤防桜並木」です。土手沿いに延々と約2キロにわたって続く桜並木は、まさに圧巻のひと言。

川の両岸に咲き誇る約800本のソメイヨシノが、まるで淡いピンクのトンネルのようになっており、春の優しい風とともに、たくさんの家族が土手でお花見をしていました。川面に映る桜、頭上に広がる花びら、そして時折吹く風に舞う花吹雪、あまり花見などには行かない私ですが、ただただ見惚れてしまいました。屋台もいくつかあり子供連れの家族がたこ焼きなど買っていました。

子どもたちの笑い声や、カメラを片手に歩く観光客の姿も多く、春の喜びを分かち合っているような気持ちになりました。桜は、ただ「きれい」なだけでなく、自然の美しさに触れる時間の大切さを、改めて実感しています。

また三刀屋城跡も近くにあり登ってみましたがそこにも桜があり、山よせの住宅の近くにもかなりの数の桜があり地域で桜を植えるということに取り組まれているのではないかと思いました。

皆さまもぜひ、来年の春は斐伊川の桜並木を訪れてみてください。心に残るひとときを過ごせることと思います。行くのには御調からやまなみ街道を通り三刀屋で下りるとちょうど無料区間で行けます。近所には「たたら製鉄」時代を再現した博物館もあり、「もののけ姫」の製鉄シーンはここを参考にしたのかと思うような大きなフイゴもありました。子供さんと行かれても良いのではないかと思います。

帰りには三刀屋名物の「焼きサバ」を買って帰りました。地元のスーパーにも寄ってみましたがなんか福山で買うより生鮮品の物価が安いのではと思い少し買って帰りました。